2010年5月4日火曜日

グローバル化とネットの影響でおしゃれの「民主化」が進行中


雑誌の権威は衰え、消費者がトレンドをリードする時代が来た。
STYLE   FREE FOR ALL   SeasonlessDressing   Standard of brand ?
H&Mやトップショップが世界的な市場を網羅しつつある、米大統領夫人のミシェル・オバマやケイト・モスまで誰もがプレタブランドにカジュアル衣料を合わせて着る時代。日本で言えばグッチやヴィトンにユニクロやフォーエバー21、高級百貨店と言われていた松坂屋銀座内に先日フォーエバー21がOPEN、今度は新宿高島屋内にはユニクロ。消費者の価値感がものすごいスピードで変化している。正直、動揺はする、ただインナーの業界からみれば何かしらファッションとしての切り口が今後出来るのか?トレンドのアイテムを低下価格で購入出来る環境が浸透すれば、物の見方や拘りも変わる。よりパーソナルな表現を求めて行くはず?今までは高いお金を出してまで好きなブランドや量販店では売られていないディテールの洋服を求め、経験し、育った人達が最終的に見えないところまで気を遣うまでに至り固有名詞のおしゃれな人が出来上がったのが、今では手軽に大半の物は手に入る時代になってきている。それもデザイナーが流行りを追ってもどれが売れるか分からなくなってきている流れの中で、より今までにない洋服を作ろうとしている。結果、多様化が進みこれを着ていればおしゃれ?今年はこれが流行り?とかくだらない価値観が飽和状態になる可能性はあるからこそ、インナー業界には少なからず希望があるような気がしてならない。