2010年6月8日火曜日

飽和状態からの兆し

ある程度ボクサーパンツが定着したのかな?最近のこの業界(実売している物)をみていると下着に興味がある人たちから広がり、マスに伝わり、定着し、また興味を持つ人が求める?といった具合になり、また求め初めているのかなと感じている。




ボクサーブリーフ(通常皆が言っているボクサー)が日本に入り初めて早10年の月日が経った。ファッションの業界だと女性に比べ2年遅れで男性のファッションの広がると言われ、インナー業界だと10年遅れで男性に広がる。この温度差はなんだろう?個人的に女性主導になっているファッション業界は大嫌い。嫌いと言うのは物質的好き嫌いの嫌いではなく、同じ目線でファッションや価値観の共有が出来ていないのが嫌いという意味で嫌い。但し女性がインナーに対する価値観や実際のプロダクトをみても些か男性のインナー業界は遅れているのは認めざる負えない。

原因として一個人的なの意見を言うと、これほどまでにインナー前衛的な考えを持っている女性が、その個々の人達が、男性のインナーに対して保守的過ぎるところがあり、男性のインナーに対しての価値観の進行を止めている気がする。例えば、バレンタインにパンツをあげる習慣が根付きつつある昨今、何故故にボクサーブリーフだけを選択肢の上位にもってくる?女性は俗語的に言うTーバックやハーフバック、総レースを20歳にも満たない頃から身につけているのに男性物と言うだけでボクサーが良いとか、ブリーフは気持ち悪いとか?あまりにも軽薄過ぎる意見が多く、実際のアンケートの集計結果でもはっきり出ている。そこが一番男性の下着を広めたい自分からすると邪魔な存在であり、悩みである。但し、逆に考えると女性が意志をもち男性にも同じ価値観を共有してくれたらきっと10年どころか2〜3年で広まり定着するはずだと思う。


冒頭にもある求める人が増えてきていると感じる部分は、実際の各インナーメーカーがワンシーズン毎にトランクス・ブリーフ・Tーバックの品番数を増やし販売し始めていたり、女性物のインナーにしか使わなかった仕様やディテールが頻繁に見られるようになってきた。。。。きっと後数年で男性のインナー業界は変わると思う。。。
そう願いたい。。
男として。